*当記事は『白詰』に載せた記事を簡単に再編集したものです。
なので写真のロゴがそのままです(^^;。
*独学我流素人による個人的見解なので情報の正確性について責任は負えません
*無断転載引用は全面禁止ネイルチップをお作りしている時、
サイズを合わせたりする段階で「爪に載せてみて下さい」とお願いすると、
ネイルチップの上下を間違われる方がたくさんいらっしゃいます。
間違われた方の多くが「こんな事も分からないなんて恥ずかしい」と思われるらしく、
面と向かってご質問を受ける事自体はあまりないのですが、
恥ずかしがる必要なんてないくらい本当に良くある間違いです。
ですが、慣れれば簡単に見分けはつきます。
今回はその「見分け方」のポイントをまとめてみました。
長くなりますので「追記」より本文をご覧下さい♪
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まず、ネイルの爪先の形には段階的に名前が付いていて、
「スクエア」・「スクエアオフ」・「ラウンド」・「オーバル」・「ポイント」
←爪の先端が真っ直ぐで四角い形 爪先が丸く段々と細くなる形→
大体、この5段階で分かれています。
もちろんこの区別はグラデーション的に連続しているもので、
どこからどこまでが「ラウンド」だとか「オーバル」だとかいう基準は曖昧です。
「スクエア」は爪先が四角く整えられています。
「ポイント」は爪先が細く尖る様に(というと言い過ぎですが)整えられています。
この2つは形がはっきりしているので比較的見分けやすいのですが、
「ラウンド」や「オーバル」と呼ばれる形は、
爪先が丸く整えられているため根本と爪先の形に差があまりない場合があります。
1.とりあえず観察してみましょう。
これが何も塗ってない状態の「プレーンチップ」と呼ばれる物です。
普段載せている写真もそうですが写真の上側に爪先を向けて置いてます。
左の透明な方が「クリアチップ」、右の白っぽい方が「ナチュラルチップ」です。
爪先(上)に製造時に出来るバリが残ってるのが分かるでしょうか?
(バリ:製造時に残ってしまう余分な部分の事です)
これがある方が「爪先」です。
但し、見栄えが悪いので普通はバリは事前に削り取ってから使用してますので、
完成品のネイルチップではこの見分け方はあまり当てになりません。
(市販のネイルチップの中はバリが残っている物も結構ありますが…)
2.ネイルチップを裏返してみます。
「ナチュラルチップ」の裏側にはサイズを示す数字が書いてあります。
(赤い○の所に『R5』と上下逆さまに書いてあります。大きな写真で見ると分かりやすいかも)
これが書いてあるの方が「爪先側」です。
しかし、クリアチップでは表から見た時にも数字が見えてしまい、
見栄えが悪いので書いてありません。
(クリアでも書いてあるネイルチップもあります)
私が現在主に使っているのは「クリアチップ」です。
そのため爪先側にはサイズを示す数字は書いてありませんし、
「ナチュラルチップ」を使った場合でもネイルチップを短くして使う場合には、
数字が書いてある部分を切り落としてしまう事があります。
じゃあどうやって見分ければいいの!?
という場合には、次。
3.ネイルチップの「厚み」を見てみましょう。
上手くピントが合ってなくてすみません(_ _;。
2つの写真それぞれで、
「左がネイルチップを根本側から見た場合」で「右がネイルチップを先端側から見た場合」です。
厚みが違うのが分かるでしょうか?
上手く写らないので右の写真では厚み部分を赤く塗ってみたのですが、
しかし根本側は厚みがほとんどないのであまり上手く塗れず(^^;。
ネイルチップの根本側は、
爪に貼り付けた時になるべく段差が出ない様に薄く作られています。
しかし、全体を薄くしてしまうと強度が足りないため、
爪先に向かうに従って段々と厚くなるように作られています。
厚みがあるのが「爪先側」、薄いのが「根本側」です。これはほぼ全てのネイルチップに当てはまります。
目で見てはっきりと分かる程度の差がありますので「どっちだっけ?」となった場合には、
横から見てみるとすぐ分かるかと思います。
そして「厚みが違う」=「強度が違う」ので触ってみると更に分かりやすいです。
ちょっと押してみて硬い方が「爪先側」です。
4.形で見分けられる事もあります。
ネイルチップは爪先の形に関わらず、
程度の差はありますが、根本より先端の方が細くなるように作られています。
ぱっと見で「こっちの方が細い?」と思ったら大体そちら側が爪先です。
比較のために先端が四角い「スクエア」の形のネイルチップを並べてみました。
真ん中が【白詰】でいつも使ってる物です。
写真だとちょっと分かり難いですが、
左のネイルチップが一番先細りになっているのが分かりやすいかと思います。
ネイルは爪先の形に関わらず一般的に「先細りに整えるのが美しい」とされているので、
少なくとも爪先の方が幅が広くなっているという事はありません。
(ネイルカラーを爪先だけ塗り重ねたせいで厚みが増して、
爪先側が太くなっているように見える場合もありますがデザインで判別が出来ると思います)
残念ながら私が普段使っているネイルチップは先細りになっている様子が分かりにくい形ですが、
ロングタイプのネイルチップであれば見た目で判断が出来ると思います。
以上の様な事を踏まえていればネイルチップの上下は見分けられると思います。
そもそも「爪先と根本どちらが『上』か?」というのは人によって判断が違うと思います。
よくネイル雑誌などでは「爪先側」を「下」に向けて並べた写真が載っています。
ネイルサロンで施術をして貰う際には爪先をネイリストに向けて差し出しますので、
その状態でイラストなどを描く時には当然「根本側」が「上」になります。
でもセルフネイルの時は手のひらを上に向けて指を曲げれば「根本側」が「上」になりますが、
手の甲を上に向けて指を伸ばせば「爪先側」が「上」になります。
自分で好きな方を選べば良いと思います。
私はいつもネイルチップは「爪先側」を「上」にして並べています。
セルフネイルの時は指を曲げて「根本側」を「上」にしてカラーリングをしますが、
ネイルアートのデザイン自体は「爪先側」を「上」だと思って考えます。
自爪のネイル写真を載せる時に指を曲げて撮影しているのは、
親指の爪を含めた全ての爪を写真内に収めるためですが、
それだと親指以外の爪のデザインが上下逆さまになってしまうので、
デザインの上下が気になる物は指を伸ばした状態の写真も撮るようになりました(笑)。
人によってこの辺の感覚はそれぞれ違いますし厳密にならなくて良いのではないかと。
まぁ、この辺は(…というか全部か
)私的見解なので、
参考程度にして頂ければと思いますm(_ _)m。
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