個人的な記録の意味も含めて、
今回はちょっと毛色の違った内容でお届けしようと思います。
注:全部読むとかなり長文です。
お付き合い頂ける方は頑張って下さい(爆)。
しばらく自爪の更新時に「手荒れ」「手荒れ」と書く事が多かったのですが、
正確には私が悩まされているのは「手荒れ」ではなく「手湿疹」です。
最近ではテレビCMもやってますね。
「それは手荒れではなく手湿疹です!」とか(笑)。
私は専門家ではないので明確な事は書けませんが、
私が抱えている症状としては「手に湿疹が出来る」のを原因として、
湿疹が出来たところが痒い、赤くなる、湿疹の跡から皮が剥ける、というものがあります。
そしてその更に延長線上にある症状として、
爪の周辺に発症すると結果として
甘皮がなくなり、
爪が変形します。
一応お断りしておきますと、
上記の症状は私が真面目に治療せずに悪化させてしまった結果のものであって、
手湿疹になった人が全員そうなる訳ではありません。
こういうのは本当に個人差がある事だと思うので一概には言えませんが、
似たような症状をお持ちの方はとりあえず早めに皮膚科を受診する事をお奨めします。
私は受診して1日で痒みが治まりました。
病院での処方薬は効きます(笑)。
手湿疹の原因は人それぞれで明確なものは解明されていないそうです。
いろんな物が原因となって発症するアレルギー症状で、
私の場合は合成洗剤が一番の原因じゃないかと思っていますが、
それはあくまでも「私の場合」であって、
病院の先生のお話では刺激物全般が原因になり得るようです。
私が病院に行った時も「念のためしばらく控えるように」と言われたのは、
アルコール、カフェイン、スパイス、等の全ての刺激物でした。
お酒、珈琲、紅茶、チョコレート、唐辛子を含めた香辛料、全て駄目。
幸いにも私はこういった食物でのアレルギーではなかったようで、
控えてみても症状に変化はなく、
特に摂取する事に関して問題はなさそうですが。
個人的に紅茶とチョコが食べられないのが一番寂しかったです…。
閑話休題。
さて、話が長くなってきたところで(^^;。
一応ここはネイルブログなので爪の話に戻りたいと思います。
私が一番爪の変形が酷かった時に撮った写真が以下のものです。
お見苦しい写真なので伏せさせて頂きました。
「大丈夫! 見たい!」という方だけ「追記」にてご覧下さい〜。
[0回]
+閉
なるべくグロくないように撮ったつもりなんですが(^^;。
今現在の状態ではありません。
数ヶ月ほど前の写真です。
因みにここまでひどいのは1本だけで、
それ以外の爪への症状は皆無とまでは言えないまでもあまりひどくありません。
簡単に状態をご説明しますと、
爪の根本の方が最初からべっこりと凹んだ状態になっていて、
爪先の方は指先の皮膚に湿疹が広がってしまって、
フリーエッジの下の皮膚が剥けてきてしまたったため爪と皮膚と剥離して、
イエローラインががたがたになってしまいました。
私の場合、手湿疹の症状を治療せずにかなり放置して悪化させてしまったため、
爪への影響も大きなものになってしまいました。
早めに病院に行っていればここまで酷くなる事はなかったはずです。
要は自業自得なんですが
手湿疹は薬を塗れば数日で症状が治まります。
でも爪が変形してしまうと生え替わるまで絶対に治りません。
爪が生え替わるには半年以上かかります。
しかし爪が生え替わるまでネイルアートが出来ない! なんて言っていたら、
それこそ1年近くネイルアートが出来ないので。
私が選んだのは「それでも塗る!」でした(爆)。
正直なところ
手湿疹がある状態でのネイルアートはお奨め出来ません。特に私みたいに爪周辺の症状がひどいと、
湿疹が出来た部分の皮が剥けたりするのでまず除光液が染みます(^^;。
衛生面での問題でもありますので、
基本的にはお奨め出来ませんし、むしろ
本来はやらないべきだと思います。少なくともネイルサロンに行ったり、
より強い薬品を使用するスカルプやジェルはやめた方がいいと思います。
で。
あくまでもこの辺りの事は自己責任という事で、
悪化したりするリスクを承知の上で、
私はそれでもネイルアートが出来ないのが嫌で自分で塗ってた訳ですが。
何を隠そう写真に写ってるのは左薬指です。
普段私がここに載せてる写真にばっちり写る場所です。
お陰でここしばらくのネイルアートのコンセプトは「如何に爪の変形を誤魔化すか」でした(笑)。
過去の写真を見返して頂くと、
「ああ、ここが凹んでたのね!」と分かる箇所があるかと思います。
今現在は一番凹んでた部分がなくなって、
かなりマシになりました。
まだ完全に綺麗な爪ではありませんが許容範囲かなといったところ。
初期状態があんなん↑だったのでそれに比べればなんでも「随分マシ」です(笑)。
手湿疹の症状自体は一進一退で、
ちょっと無精をして手入れを怠るとすぐに出てきてしまうので、
きちんとマメに薬を塗りたいと思います(^^;。
今回事情があって悪化させてしまいましたが、
手湿疹自体との付き合いはもう10年以上になります。
完治はしません。
でも薬があれば抑える事が出来ます。
きちんと手入れをすればネイルアートも出来ます。
こんな爪でもネイルアートは出来るんだよ!という事を、
今後の自分のためにも記事として残しておきたいと思ったのですが。
書き始めたらなんだか随分な長文になってしまって……
本当に長々と最後までお付き合いありがとうございましたっ!m(_ _;m
次からもっと軽い記事でお届けしたいと思います(笑)。
最後に改めまして。
手に何らかの疾患を抱えている場合、
ネイルアートをする事はお奨めできません。私も手湿疹の症状が本当に酷い時期にはさすがにネイルアート等は一切していません。
ただ症状と相談しながら出来る範囲でケアをしたりアートをする事は、
元気になれる事だと思うので。
「私の爪は、手は、こんなだから…」と思うのではなく、
きちんと手入れをしてあげれば綺麗になれます。
諦めちゃ駄目です。
やっぱり爪は綺麗な方がテンション上がりますよねっ!
(笑)
*注
上記の記事内容はあくまで「私の場合」であって全ての手湿疹の方に当てはまる訳ではありません。
私は元々アレルギー体質で手湿疹以外の症状も多少抱えています。
私の場合は体質的なものであり「病気が完治する」といった類のものではないので、
治らない、完治しない、と書いていますが、
体質の変化や日頃のケアや薬によって完治する方もいらっしゃると思います。
必ず専門医の指示を仰いでそれに従って下さい。
(2010.01.25 追記)
+閉