*当記事は個人的体験談に基づく個人的見解です
*特定の対象の批評批判を目的とするものではありません
*無断転載引用は全面禁止先日の「硝子ファイル」のついでに写真を撮ったので、
今回はピンセットの話です。
私がネイルアートをするにあたって1番使う大事な道具です(´ω`)。
まず「ピンセット」と「ツイーザー」という呼び方なのですが、
私がネイルアートを始めた本当に初期の頃に、
「ピンセットの中で先端が細いものをツイーザーと呼ぶ」という説明を見掛けて、
しばらくそれを信じていたのですが調べてみてもそれらしい情報はなく。。。
「ピンセット(pincet)」がオランダ語で、
「ツイーザー(Tweezers)」が英語という違いだけのようです。
日本語のカタカナ語としてどういう意味合いが付与されているかについては、
言葉を使用する状況などが関わってくるので分かりませんが、
辞書に載っている以上の意味については月日の流れによって変化があるのかも知れません。
さて、そんなピンセットですが、
先細の物なら一見どれでもあまり違いがないように思えますが、
用途に合わせてちゃんと選んだ良い部分もあるんだよ! という事を、
私の実体験を交えて書いていこうと思います。
ご興味のある方は「追記」からどうぞー。
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ネイルアートでよく使用されるピンセットの形状は大まかに、
全体が真っ直ぐな「ストレート」と、先端がカーブしている「ツル首」の2種類がありますが、
私は「ストレート」の物を愛用しています。
どちらが良いという事はなく使い勝手は個人の好みだと思います。
私が選ぶ基準は「見た目」です。←
大仰に「私の実体験」などと書いたものの、
さすがに消耗品ではないので私が所持している物は3本しかないのですが。。。
それぞれ順番にご紹介したいと思います。
見分けが付かなくなるので番号を振ってあります。
「No.1」→「No.2」→「No.3」の順番に買い足しました。
以下、噛み合わせが分かるように先端を閉じた状態で撮影してます。
もっとアップの状態で撮影出来れば良かったんですが、
撮影状況その他諸々の都合でこれ以上アップにするとピントが合わなくて。。。
いつも通り写真クリックで大きなサイズの写真が出ますので、
見難い場合はそちらをご覧頂ければと思います。
□ No.1最初に購入したピンセットです。
もう一昔以上前なので記憶が曖昧ですが、
プラザ(当時ソニプラ)で600円台くらいで購入した気がします。
アネッ○スのものだったような気がしますが違うかも?
でも「ネイル用品」として販売されていた物です。
長年これを使っていたのですが、
かなり雑な使い方をしていたせいで先端を曲げてしまいまして。。。(^^;
先端が少し開いてしまって紙類のような薄いものを摘めなくなり、
その時に改めて見て気付いた…のか、これも私が曲げてしまったのかは分からないのですが、
上の左側の写真をよぉーく見て頂けると分かるかと思うのですが、
噛み合わせが互い違いにずれているんです。
先端が開いたのはペンチで強引に元に戻したんですが(それでも歪んでます)、
互い違いにずれているのは直しようがなく。
この状態でブリオンなどを摘むと力が掛かる方向がずれているので、
ぱちんっと弾いてブリオンが飛んでいってしまいます。
で、新しい物を買おう! と思って購入したのがこちら。↓
□ No.2丁度、【白詰】を始めた頃で、
天然石のさざれを扱うのにもっと細いピンセットが欲しいと思って、
某彫金をやっている方にご相談して購入した物です。
そんな経緯なのでこれは「ネイル用品」ではなく普通の「工具」として販売されていた物。
「No.1」と見比べて頂くと先端がこちらの方が細いのが分かるでしょうか?
指に刺さると痛いです(笑)。
しばらくこれを使っていたのですがネイル用として使うには難点がある事が判明。
上の右側の写真を見て頂くと分かると思うのですが、
上から見ると刺さるほど細いのですが、横から見るとちょっと厚みがあるんです。
この微妙な厚みがネイルシールを扱う時に邪魔をして、
ネイルシールの下にピンセットが潜り込ます台紙から剥がしにくいのです。
ここでやっとピンセットは先が「細い」だけではなく「薄い」事が大事! と気付き、
3本目を購入する事を決めました。↓
□ No.3現在メインで使ってるピンセットです。
これも「ネイル用品」ではなく「工具」として販売されていた物です。
お値段はNo.2もNo.3も1000円前後だったと思います。
今のところ特に問題なくブリオンもさざれ石もネイルシールもこれで扱ってます。
正直、売り場にずらりと並んだピンセットの中で、
どれが良いのかとか細かい事は見分けが付かないんですが(^^;。
私が選んだ基準は「見た目」「先端の細さ・薄さ」「値段」のバランスでした。
「見た目」は「ストレートタイプ」である事と「長さ」「形状」が使いやそうな物で、
「先端の細さ・薄さ」は前述のとおり「なるべく細くて」「なるべく薄い」物で、
「値段」は予算1000円前後に設定してました。
工具の値段は本当にピンからキリまであって、
それは工具自体の精度がピンからキリまであるという事でもあります。
100円ショップで売ってる物と1000円以上する物と何が違うのかというと、
デザインや材質やサイズなどいろいろありますが、
1番違うのはやっぱり「精度」なんじゃないかと思います。
残念ながら、販売されている時から噛み合わせが歪んでる物が結構あるんです。
工具にこだわる方は購入時には全てパッケージを開けて(もちろん店員さんに頼んで)、
噛み合わせをチェックしてから購入するという方もいらっしゃいます。
そのくらい製品によって、商品の1つ1つによって、「精度」が違います。
ネイルアートなら「精密作業」という程には細かい作業ではないので、
普通に噛み合わせが合っていれば問題ないと思います。
私が新しいピンセットを「ネイル用品」として販売されている物を購入しなかったのは、
一般的なドラッグストアなどのネイルコーナーでは種類が少なく、
ネイル専門店は数が少なくなかなか行く機会に恵まれず、
ネット通販では細かい精度が分からないので選び難い、という事情が重なり、
ハ○ズの工具売り場で購入する事にしました。
「ネイル用品」として販売されてる物も「工具」として販売されている物も、
基本的には特に違いはありません。
ただ実感としては「工具」として販売されている物の方が、
種類が豊富だという事もあり精度が高い物が多いような気はしますが。。。
あと、長時間作業をする時に大事だと思ったのは、
ピンセットの「バネの強さ」と「手に掛かる重さ」です。
「バネの強さ」というのはピンセットを開閉する時にかかる力の事で、
あまり強くても弱くても加減が難しい気がします。
「手に掛かる重さ」はピンセットを持った時の安定性に繋がりますが、
あまり重いと長時間持っていると手が疲れてきます。
どれも個人の好みだとは思いますが、
そういう所も含めて、購入する際には実際に手に持って選びたいな、と思いました。
まぁ、私にみたいに延々とブリオンを並べたりしない限り、
そこまで気にする必要はないかもしれませんが(^^;。
ネイルアートをするには1本は持っていた方が良い道具の1つですが、
1回購入したら買い換える事はあまりないと思うので、
改めてピンセットを購入しようという方がどのくらいらっしゃるか分かりませんが、
もしご購入になる機会がありましたらご参考になれば幸いです♪
+閉